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[ 文庫 ]
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ベストセラー小説の書き方 (朝日文庫)
・ディーン・R. クーンツ
【朝日新聞社】
発売日: 1996-07
参考価格: 756 円(税込)
販売価格: 756 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 309円〜
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・ディーン・R. クーンツ ・Dean R. Koontz
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カスタマー平均評価: 4
物書きには必読の書 ベストセラーという文字の入った題だが、決して、売らんがな的な著作ではない。
むしろ、読者に好かれる小説とはなにか、読まれる小説とはどんなものかを、真摯に考察したものである。
さまざまな外国の著作を参例にして、どういうものがよいのか、はたまたどのような表記がよろしくないのかが具体的にわかることであろう。
物書きを目指す人は必読。そうでない人も楽しめるはず。
また、巻末の、推薦本リストは32ページにもわたる膨大なものであり、それを元に新たなお気に入り作者を探すことも一興だ。 読む側の視点が広がる 小説家は小説を書くときにどのようなことを気をつけるべきか を教えてくれる指南書。
プロットをきちんと取り、流行に流されずに自分が書きたいものを書く といった基本的なことから、
読者が覚めてしまわないように気をつけるポイントまで 自身の作品を例に出しながら解説している。
やや発想がアメリカ的だなーと思う部分もあったが、おおむねは参考になった。
所々で著者の小説に対する誠実さが伝わってくる。
おそらく小説家を志している人にはとっては、参考にはなるかもしれないが、新しい発見はないのではないかと思います。
むしろ読む側が、小説家はどんなことを考えて書いているのかを知るための本。
この本に書かれていることを踏まえながら、小説を読むと面白いです。
なぜこの小説は面白いのか、逆になぜ読みづらいのか。
その理由が見えてくるかもしれません。 多数の人に読まれなければ意味がない 多くの人に読まれてこそ、小説。そう考える作者が、では、そのためにはどう書けばよいのか、手の内を具体的に披露してくれている本。
困難に遭遇した主人公が、事態解決のためあれこれ努力するが、その努力がさらに状況を悪くする。傷ついた主人公は、その状況から何かを学び取り、なすべき行動を実行に移す。成功もすれば、失敗もするが、成功する場合の方が多い。なぜなら、読者がハッピーエンドを好む傾向があるから。
これが古典的プロットのパターンということだが、言われてみれば、なるほど、自分がこれまで面白いと思った小説も、ほとんどこのパターンのように思われる。
プロットをつかむために、奇妙でおもしろいことばの組み合わせを考える「タイトル探しのゲーム」や、物語の入り口を次々に書いてみる手法など、実践的な方法にもあふれている。
自分でも小説を書いてみたいけれど、何をどう書くかわからない、という方には一読をおすすめする。 読み手の心構え クーンツ氏の著作は、読んでいない。
この本を読もうと思ったのは、そもそも小説とは何か?
当たり前のように本屋や図書館に陳列され、
子供のころから、慣れ親しんできた小説について、
普段の読む側の立場ではなく、書く側の視点を知りたく、
本書を手に取った。
氏は、一貫して読む者の立場に立った書き方を説く。
冒頭の数ページが勝負とは、なるほどである。
その他の方法論なども概要を頭におぼろげながら、
詰め込んで、今時の小説を読んでみようと思う。
オーソドックスな作りであると思うか、なっていないと
思うか?
いずれにしても、読み手としての心構えができたような
気がする。
小説の書き方のハウツー本としては、これ一冊でよいかも とりあえず、売れる小説を書くという単純明快な目的の遂行のために要点をまとめた一冊。『売れない小説なんて意味がない』という単純明快な論拠のもとで展開される各章の要点はおそらく日本の売れっ子作家が書くハウツー本よりも役立つ。小説の書き方の本ではあるが、エンタメに特化していることから脚本の展開を学ぶのにも使えると思う。
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[ 単行本 ]
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ベストセラーの仕掛人―売れる本はどのように生まれるのか (出版をめぐる冒険)
・植田 康夫
【アーク出版】
発売日: 2005-12
参考価格: 2,520 円(税込)
販売価格: 2,520 円(税込)
Amazonポイント: 25 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,100円〜
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・植田 康夫
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本(ソフトカバー) ]
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最新ベストセラー50冊!の内容がザクッと分かる本
・藤城 真澄
【ベストセラーズ】
発売日: 2007-09-14
参考価格: 500 円(税込)
販売価格: 500 円(税込)
Amazonポイント: 5 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1円〜
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・藤城 真澄
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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ベストセラーの作り方―誰もが読んだあの本の企画のたて方、売り方とは?10万部売れる本の仕掛け一挙公開
【生活情報センター】
発売日: 2006-01
参考価格: 1,470 円(税込)
販売価格: 入荷待ち
中古価格: 101円〜
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カスタマー平均評価: 3.5
本作りの視点とは 「ベストセラーの作り方」ということに焦点を当て、ベストセラーを作り上げた編集者、執筆者にインタビューを行っている。また、付録程度ではあるが、ベストセラー制作を目指すライターのための情報も掲載されている。
発行から多少の時間が経過しているが、未だに有名な本が多数掲載されており、作り手の声にニヤリとしつつ、編集者のポリシー・テクニックなど、大いに参考になった。
惜しむらくは、読んで欲しい読者が編集者なのかライター志望の人なのか、それとも普通の人なのか、バラバラに向いていることだった。部分的に「ここは興味のない情報だな」と思ってしまう一瞬は辛い。また、内容を引き立たせるために、表紙は工夫すべきだろう。
とは言え、全体としては良書制作に心血を注ぐ制作者たちの工夫や情熱が伝わってくる一冊だと言えるだろう。 2005年のベストセラー本の編集者の証言と著者の証言が興味深いぜよ! 2005年のベストセラー本のいくつかを取り上げて、なぜ、ベストセラー
になりえたのか?誰がどうしてこうなったのか?
編集者の証言編と著者の証言編とに分けて二部構成で見せてくれる。
大変参考になった。
いくつかの編集者のことも知れたし、いくつかの著者の素顔や実力も
知りえた。この感じの本ってまだまだ読みたくなる。
ベストセラーができるまで。 最近この手の本を見かけますが、この本はビジネス書としても参考になります。実際の担当編集者に、どうしてその本を作ったのか企画や売り方を具体的に聞いているので、それを読むだけでも非常に面白いです。とりあげてある出版社が大手ばかりでないとこもいい。著者の方にも、ちゃんとアプローチしています。後半は、ライターの仕事について詳しく言及しているので、本を書きたいと思っている人にもおすすめです。
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[ 新書 ]
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英語ベストセラー本の研究 (幻冬舎新書)
・晴山陽一
【幻冬舎】
発売日: 2008-05-29
参考価格: 819 円(税込)
販売価格: 819 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 279円〜
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・晴山陽一
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カスタマー平均評価: 4.5
一部しか読んでいないですが、、、 本書で例示されている本で、自分で読んだことがあるものに丸(O)してみます。
(1) 1940年代
O「日米会話手帳」
「ジャック・アンド・ベティー」
(2) 1950年代
「和文英訳の修業 4訂新版」
O「英文法解説」
「英文をいかに読むか」
(3) 1960年代
O「アメリカ口語教本・入門用(最新改訂版),(初級用) ,(中級用),(上級用)」
O「英語に強くなる本 改訂新版―教室では学べない秘法の公開」(カッパ・ブックス)
O「試験にでる英単語」
「英語で考える本」
O「基本英文700選 」
(4) 1970年代
「国弘流英語の話しかた」
「なんで英語やるの」
「英文解釈教室」
(5) 1980年代
「日本人の英語 (岩波新書)」
「起きてから寝るまで表現早引きハンドブック」
(6) 1990年代
「Duo 3.0」
O「英会話とっさのひとこと辞典」
「英語できますか?―究極の学習法 (新潮選書)」
「これを英語で言えますか?―学校で教えてくれない身近な英単語 」(講談社)
(7) 2000年代
「英会話・ぜったい・音読 【標準編】-頭の中に英語回路を作る本」
「ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本」
「 「超」英語法」 (講談社)
半分以上読んだら、具体的なレビューを書きます。
書籍のリンクは別途作成します。 つまるところは日々の継続ということ 戦後、星の数ほど出てきた英語勉強本(試験対策等含む)の中からベスト
セラー23冊を選び、それらが説いた学習法や学習姿勢等を通じて、「真の英語
勉強法」とは何か?に迫った一冊。
研究と言う割にはデータ不足、(これは本の作り上致し方無い面もあります
が)元の本からの引用多し、取り上げた本がレベル別になって無いので、この
本を読んで学習法のヒントを掴もうとする人にはちょっと不親切、と問題も
有ります。
しかし、ここで取り上げられた本には、売れた以上、何かしら良い点がある
訳です。そういう先人の知恵を短時間で一気に入手できるという点は非常に
優れていると思います。
時間の無い方は最終章から読む(極端なことを書けば、そこだけ読めば良い)
という手も有ります。 面白かった 歴代ベストセラー本の簡単な紹介本だと思って、息抜きに読んでみようかな、ぐらいのつもりで図書館で借りてきて、返却三日前に、そういえば借りてたな、と思ってぼちぼち読み始めたのですが・・・これが面白かった。一気に読んでしまいました。
内容はベストセラー本の単なる紹介ではなく、著者がそれらをタネにして、理想的な学習法とはどんなものかを考察していく、という内容になっている。斯くして導かれた数々の原則は、私自身の経験と当てはめてみたとき、自分の長所と短所をもろに言い当てており、感心するばかりである。(個人的に特に感心したのは、「理解はスタート地点に過ぎない」ということ。)
一つ不満があったのは、日本の義務教育の場では、英語のアルファベット(エィビースィーぢゃないですよ、今では「フォニックス」などという無駄な命名で呼ばれているアレにletterを当てはめた、変異体を含む表記システムのことです)が、全く教えられていない、という格差促進の差別政策について、結局触れずじまいだったことでしょうか。
しかし、教材企画者の著者として悲しいのは、ここまで書いてしまったら、ある程度心得のある人なら自分で教材をえらび、場合によっては自作することも可能になってしまう、ということでしょうね。
でも、自分が業界に身を置きながら、「なんとなく英検準一級を取ろうとするくらいなら、別のことをしたほうがいい」とか「誰もあなたの英語学習に期待などしていない」といってしまえる著者は、誠実な人ではあると思う。
(ちなみに、本書で触れられている「パターンプラクティス」ですが、最近ではクリストファ・バーナード氏が、「言語のタテ軸とヨコ軸」という言い方こそ違えど、著書などで推奨しています。)
追記:LHCさんのレビューを見て気になり、終章であげられている大津氏の『英語学習7つの誤解』などを読んでみて、LHCさんに同感した次第である。大津著は学習者というよりも教育者向けの本で、読書案内もしている良書である。 受験英語および英語教育法の歴史を概観できる あまりにもおもしろいので一気に読み通した。英語を生業にしているものなら誰でも知っているような名著のオンパレードであり、意外な裏話なども楽しめる。
私自身英語を教える仕事をしており参考書コーナーをうろうろしては新刊本や売れ筋をチェックしている中年男である。古書店もまわりいまでは絶版になったかつてのベストセラー本もたいがい持っていると思う。
どの参考書も、著者は自らの信念や情熱をもって書いてきたのだろうし、それを受け入れた当時の受験生たち(あるいは英語学習者たち)は、そんな著者の情熱に共感したのだろう。
どの時代にどのような考えが広まり、どのように変遷していったのか。果たしてその変化が望ましいものだったのかどうかは、現代の我々が評価すべきことである。この本の終章では、著者なりのもっとも効果的と思われる勉強法もまとめられているが、あまりにもあたりまえで興ざめである。著者の押しつけがましい評価が鼻につく読後感だ。客観的に数々の名著を時代別に並べて、その流れの評価は読者にゆだねた方がよかったのではないか。
実はこの著者の本を何冊か購入したことがあるが、私自身は賛同できなかったし、いまでは一冊残らずすべて売り払ってしまった。
皮肉にも英語の勉強法を研究したこの本こそが、著者の最大の功績であり、彼の参考書よりもこの本こそベストの著作であるように思われる。
この著書であつかったテーマは十分研究の対象になるものであり、それを深めていくこともおもしろい。著者には是非続編を書いていただきたい。 ベストセラー本の<研究>といえるかは疑問だが、最終章の内容には全面的に賛成できる
戦後出版された英語学習関連本のうち、ベストセラーと呼べるほど世間の耳目を集めたもの20冊ほどを経年列挙して特徴を述べた本です。
取り上げられているベストセラー本は、私自身が実際に手にしたことのあるもの(「アメリカ口語教本」や「試験にでる英単語」、「日本人の英語」など)は、記憶をたぐりよせながら本書の内容紹介を読んだので懐かしくもありましたが、よくよく考えてみれば、実際にそうした本を手にしたことのない読者には本書の内容紹介文程度では十分に理解が進まないのではないでしょうか。私もたまさか手にする機会を逸したもの(「ジャック・アンド・ベティ」や「DUO」、「ビッグ・ファット・キャットの世界」など)については、本書を読んでもどういう内容の英語ベストセラー本であったのかが、見えてこないという印象を持ちました。
また、私の勝手な期待値が高すぎたのかもしれませんが、それぞれの本が出版された時代背景と書籍の内容の相関関係について細かく分析しているものかと思って手にしたものの、読み終えた感想は、その分析はさほど深いものではないというものでした。時代のあだ花として散って行った数々の英語学習本の、弱点のようなものを拾い上げているのかという期待が本書を手に取る前の私には実はあったのですが、実際のところはむしろ、時代の流行などといったものに流されることなく、現代でも十分に通用する、いわば最大公約数的英語学習法を歴史的な各書から丹念に拾い上げていった本といえます。
その結果は、最終第八章に「究極の英語学習法」にまとめられています。この章に書かれていることについて、私は自身の英語学習経験に照らして100%賛成できます。私もここに書かれたようなことを30年以上続けて、留学経験もありませんがTOEIC940点以上で、今はビジネスに英語を使っています。
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[ 単行本 ]
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いまさら人に聞けない! ベストセラービジネス書のトリセツ
・松田 尚之 ・齋藤 哲也
【技術評論社】
発売日: 2005-06-21
参考価格: 1,449 円(税込)
販売価格: 入荷待ち
中古価格: 1円〜
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・松田 尚之 ・齋藤 哲也
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カスタマー平均評価: 3
感想文の羅列 一冊に付4ページづつの解説を載せているカタログ本である。その内容は稚拙な感想文にすぎない。二人の著者はいずれも若いフリーライターとフリー編集者。つまりビジネス経験が皆無であり、ビジネス書を必要に迫られて読んだ経験があるわけではない。結局、平凡な解説を並べるしかない。このような本が出版されている事実に驚く。 ビジネス書 有名なビジネス書の著者や作品について言及したもの。
もちろん、評価は著者の主観的なものを含んではいるものの、
読んでいて、確かにそうだと感じることができる。
やはり名著というものは、それぞれが読んで感じることが一番重要なことであり、
一人の評価で、成り立つものではない。
無駄な時間を費やさないための参考書 たくさんのビジネス書を買い,読み進んだ途中で,自分に必要な本じゃなかったと気づき,お金と時間を無駄にしたと後悔することが多かったから,書名に惹かれて購入した。 本書は3部構成で,「カリスマのツボ」では16冊のベストセラー書とその著者の業績を批評し,「快読のツボ」ではベストセラー書の味わい方を解説する。「使える逸品」ではビジネス書を20のテーマに分類し,それぞれ4冊ずつ紹介する。 本書はそれぞれの書籍を,主著,出版社,難易度,読者層,決め台詞,効能&使用上の注意という構成で紹介し,解釈する。その視点は具体的で公平感があり,読んでいてもおもしろい。欄外の注釈も豊富で参考になる。本書を一読し,著者お二人の博学ぶりに感心した。 マニアのための… 著者や本の特色を、しっかりつかんでいるので読んでいて参考になる部分がものすごくありました。例えば見出しの「斉藤一人 笑って暮らせればいいことあるさ的な究極の癒し系お守りグッズ本を量産」なんて、笑わせてくれます。 「ああ、この本はこういう視点もあるんだ。ここにもっと注意して読んでみればよかった」 と、一度読んだことのある本や著者については思いました。 でも、この本を読んでビジネス書を探そうって人、いるんでしょうか。 普通、自分の置かれている状況に必要な本を求めるものでしょ? (例えば、営業で悩んでいるなら営業の本を、お金が欲しいならその類の本を買いますよね) 何でもかんでも、話題になったビジネス書を取り上げてずらっと並べられても、あんまり役に立たないと思うんですよ。 ビジネス書が好きなマニアで、勉強が大好きな方はともかく…。 (でも、そういう人ってすでに、ここで紹介されているような本は読んじゃってるんじゃないかなぁ) ということで、読者はかなりのビジネス書好きの方に限定。一度読んでしまった本を思い出したり、他人の意見を聞きたくなったときの本ですね。 見出しのうまさで☆3つです。 冷静かつポイントをつかんだ正確な分析に脱帽 ビジネス書の紹介本は多く読んだが、これは少し毛色の違うものだった。多くの解説本がその著者のパーソナリティがビンビン伝わってくるのに対し、あくまで冷静に、第三者的立場(評論家的とも言える)で批評されている。その批評は的確で、極力好き嫌いは省かれているため、ビジネス書を効率よく読みたい多くの方に参考になるものだ。 特に、それぞれの著者の特徴となる思想、考えを一言で表している『決め台詞』の部分は面白い。ここを読むだけでも結構参考になる。
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[ 単行本 ]
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ローレンス・ブロックのベストセラー作家入門
・ローレンス ブロック
【原書房】
発売日: 2003-01
参考価格: 1,575 円(税込)
販売価格: 1,575 円(税込)
Amazonポイント: 15 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,037円〜
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・ローレンス ブロック ・Lawrence Block
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カスタマー平均評価: 4
作家をめざす人や海外に出版したい人向けです。 10年前からずっと構想をもってきた内容がこの本にその要素が入っていますね。
この本を参考に小説を書くつもりです。 ムラがある 第二章「仕事に熱中、ひたすら熱中-規律としての創作」は作家の心構えとして真摯に書かれ、素直に面白く読めた。しかし、他の章ではところどころ引っかかる表現があった。殺人を「ちょっとした悪徳」と呼んだり、「レスビアン小説」と表記したり。レイプなどの犯罪を、小説の材料の一部あるいは動機のひとつとしてしか捉えない文章は、読んでいて苦痛だった。作者は「小説はしょせんフィクションなのだから、もっと気軽に」というスタンスらしいが、文章のプロとして、もっと表現を考えてほしいと思う。翻訳のせいなのだろうか?訳文も奇妙な所が目についた(主語を並列しているのに動詞が一方にしか対応していない、など)。全体が対話調の洒脱な雰囲気をかもしているので、そういう箇所が目立ってしまう。
D・クーンツの「ベストセラー小説の書き方」はクソ真面目すぎるが(笑)、こちらは少々軽率な気がする。 最良の小説書き方指南書 「小説の書き方」を解説した本は沢山ありますが、その中から
一冊を推薦するならこの本ですね。
私は重要と感じた部分に線を引きながら読みましたが、
ほとんどのページが線だらけになってしまいました(笑)
ベテランの小説家らしく、初心者が犯す失敗を具体的に指摘してくれ
るのはありがたいです。
常に座右に置いてなんどでも読み返す価値がある本です。 たっぷり時間をかけて書かれている。 本書はライターズ・ダイジェストという雑誌に4年間にわたって書かれたコラムをまとめたものである。 それだけにたっぷり時間をかけて書かれていると言う印象を受けた。作家の仕事のやりかた、売り込みの方法、 ネタ切れにならないための工夫、アイデアの生み出し方、プロット、文章の書き方、人物造形などなど、多方面にわたり親切にノウハウを公開している。 特にネタ切れにならないために著者は新しいことに常に興味を持ち、あるときは画廊を開いて見たり、 あるときはニューヨークの建築に関する講座を受講し、あるときは旅行をしている点は印象的だった。 また、文章の書き方については悪い例をまず提示して次に模範的な例を出すことによって明確に著者の意図を伝えることに成功している。 長い時間を気象を使って一気にカバーする文例も面白かった: 「続く2回の冬は穏やかだった。が、少年が4歳になった年には、9月の最後の週に霜が降り、感謝祭の前に雪が降った。畑に鍬を入れられるほど暖かくなったのは、ようやく4月も半ば近くなった頃だった。」 キンジー・ミルホーンのシリーズの作者スー・グラフトンが序文を著わしているが、書き進むのに行き詰ったときに本書を読んで助けられた経験を感謝を込めて語っている。 小説を書く気などさらさらない人にもお勧めの読み物 買うべし。とにかく面白かったです。 実は私はローレンス・ブロックさんが何者であるかも知らなかったのですが、内容の面白さに一気に読んでしまいました。 小説を書くにあたって必要な様々なスキルや悩みの解決方法、考え方を分かりやすく、軽妙洒脱な筆致で教えてくれます。 ブロックさんも言っているように「小説の書き手は例外なく活字を読まずにはいられない人だ」とすれば、良い読み手であるあなたに小説が書けたとして、何の不思議もありませんよね。 もちろん小説を書こうという気のない人にも楽しい読み物としてお勧めの一冊。小説の読み方が深くなること請け合いです。
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[ 単行本 ]
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1Q84 BOOK 1
・村上 春樹
【新潮社】
発売日: 2009-05-29
参考価格: 1,890 円(税込)
販売価格: 1,890 円(税込)
Amazonポイント: 18 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,690円〜
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・村上 春樹
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カスタマー平均評価: 4
春樹祭り! ユーミンやサザンの新しいアルバムを買い続けているコアなファンのように
もう、内容はどうでもいいのです。(笑)
さあ?素晴らしき大人のファンタジーの世界へ
「ホウ、ホウ」 初めてハルキ作品を読む人にはオススメしないかもです 初めのうちは、「『ねじまき鳥』のような展開になるのかな・・・」
読み進めて行って、「二つの世界が交錯するなら、『世界の終り』」っぽくなるのだろうか・・・」
宗教団体@山梨県の話が出てきて、「オウムの取材してたもんな・・・」
リトルピープル辺りから、「『羊』っぽいな・・・」
最後の空気さなぎの中身を見て、「やっぱり『世界の終り』っぽいけど、あそこまでの感動と救いはないな・・・」
読み終わって、「これってまだ続くのかな・・・?」
っといった感想です。
自分の中では、「『カフカ』よりは好きかな・・・で、続きはあるのかな・・・?」と思ってます。
初めてハルキ作品、特にファンタジー系(『ノルウェーの森』や『国境?太陽?』ではない系)を読むという方にはあまりオススメできません。
テンポがあまり良くないし、ちょっとイライラするかもです(笑)
期待しすぎなければ面白いと思います。 過去のできごとの解釈 あだ名のような名前の主人公が
現実とも虚構ともいえる世界の中で
考え、他人と語り合い、世界と折り合いをつけて行く物語は
これまでの著者の作品と同一だ
著者が本書で取り上げたテーマのうちのひとつ
過去のできごとの解釈を私は評価したい
主人公の男女二人はともに恵まれない少年少女時代を送っていた
男は自分の父親の死期に際して父親の元を訪れ
父親への憎しみを感謝に替えて今後の人生を生きようとする
女は自分の犯した過ちから過去を完全に断絶し
会えるはずの家族にも会わず自らの命をも絶とうとする
過去のできごとは事実として存在するが
その意味の解釈は何通りもあるのだ
過去のできごとの意味合いを替えて過去との折り合いをつけ
未来もうまくやっていけると気づく男
過去のできごとを頭から否定し
未来へのつながりも絶とうとする女
過去と他人は変えられないが未来と自分は変えられる
過去の事実は変えられないが過去の事実の解釈は変えられる
過去の延長が未来ではない
過去にどんな事実があろうとその解釈の仕方で未来は必ず変えられる
著者からのメッセージに胸に込み上げるものがあった
社会実験小説というよりも 日刊ゲンダイにのってる大沢在昌の女性主人公ハードボイルドの内向化みたいな内容だった 二人の空白を感じることが出来たと思う 1984年4月の東京から始まる、青豆と天吾の物語です。
BOOK1では、二人の物語が交互に24章まで語られます。巻末に差し掛かったところで二人の物語に接点が見えてくる構成になっています。
1Q84(のBOOK1)は、一応、このように説明が出来ると思いますが、この物語に著者が込めた魂は、このような物語の説明ではなく、読んで感じたところにあるように思いました。
著者の作品に「意味がなければスイングはない」と言うタイトルのものがあり、これはデューク・エリントン楽団の曲「It Don't Mean A Thing (If It Ain't Got That Swing)」の逆を言ったものですが、僕が「1Q84(の前半BOOK1)」を読んでの感想は「読まなければ意味がない」と言うことでした。
でも、意味が無ければ読まないと思うので、その意味を考えてみると、それは、ストーリー展開では説明できない青豆や天吾が抱える過去への思いと、BOOK1ではまだ語られない(空白として感じることが出来る)大切にしたい者への思いでした。著者がこの二人の思いに魂を込めて書いたのが、1Q84なのでは無いかと感じました。
もちろん、これは僕がBOOK1を読み終えて、全体を総括して感じたところなのであって、他にも沢山の思いが込められた物語です。その一つは、「子どもに対して大人がどのように接するべきなのか」です。
引き続きBOOK2を読み進みます。
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[ 単行本 ]
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夢をかなえるゾウ
・水野敬也
【飛鳥新社】
発売日: 2007-08-11
参考価格: 1,680 円(税込)
販売価格: 1,680 円(税込)
Amazonポイント: 16 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 270円〜
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・水野敬也
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カスタマー平均評価: 4.5
内容もさることながら、啓発本のマーケティングの成功例として痛快 TVドラマが面白かったので読んでみた。主人公の設定に違いはあるものの、ガネーシャの設定はまったく一緒で、非常に楽しめた。まぁ、楽しめたでは本来もったいない本なのだ。
この本で教えられることはいろいろあるけれど、やっぱり「まず、やって見ろ」に尽きると思う。始めることのできない人間には何も達成することはできない。ごもっとも。
自分に嫌気がさしたとき、またいつかこの本を開くだろう。そうすると「まだ、そんなことやっとんのか! だから自分、だめなんや」と言うガネーシャに再会するだろう。そうすれば次回は少しは進むことができるかも知れない。「そんなんやから、ダメなんや」は分かっているけど。
世の中に数多ある自己啓発本の類の裏をかいた作品としても非常に痛快だ。 遅ればせながら…w 遅れ馳せながら読みました。
良いんじゃないでしょうか。
コレまで山ほど出てる成功法則本の総まとめであり、
まあ頑張れば出来ることだけを集めた、“実践本”です。
ガネーシャの唱える理屈には、所々
「自分、全然わかってへんわ。もっと現実見なあかんで」と
言いたくなる所もありますが、
それでも間違ったことは言ってないし、実際にそれが出来れば良い事には間違いないし。
何より、気軽にサクサク読めます。
この教えを実行したからと言って成功できるとは思えないけれど、
人として成長できるのは本当でしょう。
つまり、成功への準備を整える本(教え)といった所でしょうか。 夢をかなえるゾウ これは笑えた! ガネーシャほしくなりました。内容的にはよくある話だけど彼の笑いのセンスを真似できる人はナカナカいないはず とにかく笑うか泣くかどっちかの時間で読み切りました 装丁オシャレ 話題の本なので、買いました。
疲れず読めて、面白かったです。
でも、やや物足りない感もあります。 古田新太で読みました ドラマ化された後に読みました。ドラマは見てないのですが、
ガネーシャ役が古田新太だと聞いていたので、映像を浮かべながら読みました。
(ちなみに主人公は素直そうな感じで妻夫木聡にしてみました)
参考文献から一覧し「どれどれ、どんだけあざといわけ?」
と思いながら読み始めたくせに、えらい面白かったです。
ガネーシャがだんだん消えて行くとこなんか、寂しくて涙が出そうでした。
途中から、自己啓発本だなんていうことは完全に忘れていました。
そういえば、類書の「カモメになったペンギン」でも普通に感動した記憶があります。
「自分の小さな「箱」から脱出する方法 」も、やはり最後のページで泣きそうでした。
でもこれが一番、おはなしとして好きでした。
やっぱり日本人が書いてる本はいいな。
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[ 単行本 ]
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KKKベストセラー
・中原 昌也
【朝日新聞社】
発売日: 2006-05
参考価格: 1,890 円(税込)
販売価格: 1,890 円(税込)
Amazonポイント: 18 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,200円〜
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・中原 昌也
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カスタマー平均評価: 4
仕方ないよね。 「あらゆる場所に花束が」が三島由紀夫賞を受賞した際の選考会のように、読者の意見も真っ二つに分かれるかと思われ。
ただ、これを「駄文」と切り捨てる方は残念ながら保守すぎるかもしれませんね。
それでは何の成長も得られない。
内容は、あるがままの中原節炸裂ってとこでしょうか。
音楽も15年以上前から「超前衛的」なものを手がけてきた著者ですから、作家としても
前衛的。
それでいいのではないでしょうか。
前衛的なものには、常に批判がついてまわるものですから。
寧ろ敬意を表すべきでしょう。 この作品を酷評した人達の気持ちは理解できるが、僕は逆にここまでやってくれたことに敬意を表したい気分です。いうまでもなく、彼は暴力温泉芸者として、日本のアングラミュージック界隈からはずっと支持されてきた人だ。彼のこれまでの活動を知らない読者はこの本を読んで不快な気分になることは至極当然であるが、何故この本が朝日新聞社から出版されたのか…。注目すべきはそこでしょう。みんな分かってないんだよなぁ。この著者の良さが。 断筆宣言(笑) そんなに「作家」が嫌なら、わざわざ断筆宣言を1800円+税で売り付けるなよ(笑)ネットに載せれば十分だろ?知性と品性のかけらもないわ。「書きたくない、書きたくない。」と言いながらも、これ書いてんじゃん。人を中傷したくない、偉そうな人間になりたくないと言っているが、すでにそんな奴になってるじゃん。この駄文、そのまま作者に返ってくるぞ(笑)これが本当に投げたくなる、または燃やしたくなるほどの本と呼ぶのもおこがましい駄文の塊だね。ああ、それがこいつの狙いか。私って馬鹿ね(自嘲)で、おまけについているCDはカールマイヤーかよ。いや、心の叫びですか。あっそう。これを定価で買った人、ご愁傷様。アサヒる新聞は常に正常運転ですな(笑)これが前衛文学ですか。町田康の「きれぎれ」の方がいいよ。下らない。不快感を通り越して、ただ下らない。 置き去りにされつつも…… 凄いものを読んでしまった。
というか、構造的には破綻しているのだ、この小説。
作中には、何人かの男女を町中で撮った、映画のシーンのような相川博昭の魅惑的な写真が挿入されていて、それは作者が夢の中で見た写真、という設定なのだが、この魅力的な設定が語り始められる矢先、作者は不意に小説を中断してしまう……かに見える。
そこには、版元とのトラブルによる連載打切りという外的要因があるのだが“「やった、これで最終回だ!」/もうやらなくていいことになった。ほっとした”と書きつつも“止めたとはいえ、まだ事後処理が残っている。こうしてだらだらとページを埋めているのも、そうした理由の一つだ”という調子で小説は続く。その中で作者は、書くことなどもうない、文章を書いている時は死にたいだけ、と執拗に繰り返し、読者に対しても“まだまだ日本の文学などというものに希望を持っている人がいるのなら、さっさと違うものに興味の対象を変えることをお勧めしたい”と忠告する。初めて読んだ中原作品で、いきなり置き去りにされてしまったのだ……
しかし、過激な言葉に毒されてつい読み流してしまうのだが、ふと立ち止まると、そこにはまさに文学的な問いが溢れている。たとえば“何を書こうが「文筆=自画自賛」という非生産的なものから、我々は脱却することができないままだ”そして、“文学音痴の田子作”“プルーストも読んだことのない低能な批評家ども”と自分はどちらが正しかったのかを問い、“答えは出ているのではないだろうか?それは作品を読んでもらえば、一目瞭然だ。三島や谷崎といった先人を超えたクォリティーの小説を、現在量産する職人的資質を持っている唯一の作家といえば、いったい誰のことだと?”
遅きに失した!作者が「永遠」を信じて埋めたタイムカプセル(=作品)をまずは読まなくては! 面白いのか? 面白いかどうかよく分からない。でもイッキに読んでしまった。本気なのか冗談なのかも分からない。でもいろんなところに出てくる本気のフレーズが納得させる。付属のCDが最高。短い本なので、このCDをかけながら最後まで読めるはず。是非、爆音でかけながら読んでください。
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