ノンフィクション新書・文庫

思わず膝をたたいた
ライフスタイル発想の大切さを
問いかけていますが、
マーケティング思考が研ぎ澄まされる
感じの本です。
マス･マーケティングや
２０世紀型資本主義への
批評・批判もあり、読み手に多少
混乱を与えるかもしれません。
しかし、全体を通して、
現代マーケティングのキーコンセプト
である「ブランド」の本質も
提示されていて、実践的にも
参考になります。
何より、ライフスタイルの
正体が随所に解き明かされていて、
思わず膝をたたいてました。
『ライフスタイル』って本当はどんな意味？
『ライフスタイル』って最近よく耳にします。
化粧品会社も電機メーカーも、小売店も、・・・。
でも、どういう意味で使っているのか疑問でした。
しかし、この本で納得しました。
それ以上に個人として、会社として、この地球に住むものとしてまでに広がる大きな内容、大きな変革が必要な事がわかりました。
「よーく考えヨー、ライフは大事だヨー」って感じです。
経済成長がなければ私たちは豊かになれないのだろうか
この本を読んで、ダグラス・ラミスの
「経済成長がなければ私たちは豊かになれないのだろうか」と
いう本のタイトルを思い出しました。
全体はコラム風にまとめられていて、大変読みやすく、とても
誠実で、わかりやすい文章です。大企業に勤める方よりは、中
小企業の方のほうが共感が得られ、実践しやすい内容かもしれ
ません（と、書いている時点で、著者のいう『マスの限界』を
無意識に察知しているのかもしれません）。
日本や世界で動いている今の経済の姿を勉強してみようかな、
という方にオススメしたいです。
なにしろとっつきやすい本です。
経済成長がなければ私たちは豊かになれないのだろうか
この本を読んで、ダグラス・ラミスの
「経済成長がなければ私たちは豊かになれないのだろうか」と
いう本のタイトルを思い出しました。

全体はコラム風にまとめられていて、大変読みやすく、とても
誠実で、わかりやすい文章です。大企業に勤める方よりは、中
小企業の方のほうが共感が得られ、実践しやすい内容かもしれ
ません（と、書いている時点で、著者のいう『マスの限界』を
無意識に察知しているのかもしれません）。
日本や世界で動いている今の経済の姿を勉強してみようかな、
という方にオススメしたいです。
なにしろとっつきやすい本です。
禁断のマーケティング本
一気に来る大きな波ではありませんが、確実に世の中が変わる方向を予言している本であると思います。ライフスタイルマーケティングから、資本主義に変わる新しい社会構造のヒントを見たような気がしました。