機動戦士ガンダム プラモデル

足つきのメッキコーティングですが・・
もともとガレージキットなみの値段でマニア層ねらいな
EX戦艦シリーズで、さらに値段が高くなるメッキ版を
発売するのは、とてもバンダイがお手軽な方向に
逃げているようにも感じます・・・。

先日のムサイもそうだったんですが、もっとラフなデザインで
構わないので、往年の宇宙戦艦ヤマトシリーズのような
お手軽値段で戦艦をリリースしてほしいです。

旧キットの初代なんて、ガウやザンジバルは今でも
見劣りしないだけに、もう少し考えてください。
完全メッキ
すでに発売されているアークエンジェルをメッキにした
限定物のアークエンジェルで、メッキ色はスモークグレー
実際、通常のアークエンジェルは塗装しないと見栄えはしないので
値段は高いですが、こちらの方がオススメです

憧れのファイヤーフラッシュ
私はどっぷりと浸かったサンダーバードファンではないのだが、（むしろサンダーバードのことはほとんど何にも知らない）
このファイヤーフラッシュ号だけはとても大好きで、ここぞとばかりに購入してしまった。
小さい頃に、なんとはなくサンダーバードのテレビ放送を見ていて、
たまたま画面に出てきたこの飛行機を見たときから虜（とりこ）になっていて、
その後20年以上経過してようやくこの模型を手に入れたといった流れだ。
その時は、この機体の名前が「ファイヤーフラッシュ号」だとも知らずにいたので、
なんと名前を知ったのもこのプラモデルが世に出現してからであった。

前置きはこれくらいにして、肝心のキットの中身に話を移そう。
いわゆる「ガンプラ」と比べると、キットの中身はとても貧相に感じられ（笑）、
塗装をしなければファイヤーフラッシュのイメージとは異なるカラーになる。
エレベーターカーが4台付属し、滑走路をイメージしたディスプレイ用の厚紙（！！）のボードも入っている。
いつぞやのホビージャパンに作例が載っていたので、それを参考に作ってみるのも良いだろう。
ＨＪ誌の作例では、翼の前方部分にカフェテラスが再現されてあった。
もちろんキットでは翼前方部はクリヤーパーツになっているのでその中にちまちまと作ってしまうということだ。
逆に言えば、改造、ディティールアップの余地がある分、
センスと発想次第で良くなるキットであり、いたれりつくせりのガンプラに慣れてしまった身には、
その不自由さがかってのガンプラをほうふつとさせ、
懐古趣味という点で魅力抜群のキットである。
箱はとてもレトロな感じのする好感の持てるものだった。